| 街を走っていると、福山運輸という日本で活躍してた車をよく見かける。例の緑色のバックに赤い文字で書かれたトラックだ。この会社、つぶれたのかしら?たまぁ〜に佐川急便も見たことがある。
この間は、大阪農業協同組合の車が走っていた。ヒロさんを思い出してしまった。更には「小松原商店」と描かれた車がセブ市を走っていると見かける。な〜んか千葉県当たりの(なんで千葉県なんだ?)、田舎のプロパンガス屋のオッサンが使っていたような印象を与える。それも金歯をはめたオッサンが・・である。(銀歯かも知れんぞ!)
それにしても、良くぞあんな古い車が今でも走れるのが不思議だ。さすがに1000ドルカーと言って、1ドルが380円時代に、トヨタから売り出された、パブリカこそ見たこと無いが、確か昭和40年代中頃、日本で使われていた車が、未だ持って現役なのである。
初代のトヨタカローラは未だ現役で走っている。ピカピカに磨かれて。私が今興味を持って見ているのは、昭和40年代中頃から活躍した、トヨタランドクルーザーである。あの特徴のある箱型の四駆には、私が乗りたくても乗れなかったノスタルジァがこもっているからである。
私が移住する直前まで乗っていたのは、ランドクルーザーのプラドである。ディーゼル車であっても、ターボ付きなので高速で150Kmは軽くでた車である。それ以前は、イスズのビッグホーン、その前はスズキのジムニー、その前はダイハツのブリザードと四駆は私の趣味だった。よく富士山に行ったものである。日曜祭日ともなると、自衛隊が演習しているソバ(かなり遠いが)を走れたのである。あそこは国の土地だから国民なら誰でも走っていい土地、と言われていた。
しかし、自然破壊がどうのこうのと言われるようになり、我々も自然道への侵入を遠慮するようになった。私は雪山へと変更していった。しかし、雪山の怖さは行った者にしか分からない。特に春の雪山は怖い。なにせチェーンがまるで効力を発揮しないのである。もちろん、アスファルト道路での場合であるが。おっと、話が横に反れた。
そんなこんなで、今でも四輪駆動車には深い愛着がある。ある比国在住の方が、俺は比国では雪が降らないから四駆などいらない、と言われた方がおいでになったが、しかし、私はどうしても将来四輪駆動車が欲しい。
ディスコサウンドを響かせながら、脇にロングヘァのPnaを乗せて、ビーチサンドを思いっきり走りたい・・・。(お前ぇー、大丈夫かぁ〜)
日本では、日産の大型四駆サファリをギンギンに磨いて、奥様のお買物にお付き合いし、狭い駐車場で駐車するに一苦労している御仁がおられた。人は人でいいのだが、神社の階段でも登れる四輪駆動車の実力を知らない方が多すぎる。そのポテンシャルには凄いものがあるのである。四輪駆動車は今ではファッションオンリーである・・・。
あとがき・・・現在、セブを走っているモルテキャブは殆どが、スズキの軽四輪である。私も日本では農業用に使っていたが、人にくれてきた。今考えるともったいない思いである。
余計なこと・・・この間、モトロイ(モーターバイク)をみてたら「YASUKI」とタンクに描かれたのがあった。これは、ヤマハとスズキの社名を合わせたものらしい。きっと凄い性能なんだろうなぁ・・・。
今に見てろ、ワテだって〜 何をするんや? JJ
|