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前野さんには、ホテルで盗られたと こんどは空港で、、、、、
どちらにしても不法滞在で、、、
6月12日のマニラ新聞から 結婚詐欺事件 逮捕の日本人男性、被害者の比人女性とは「今でも結婚したい」と容疑否定
20代の比人女性2人に自身との結婚を持ちかけ計5万ペソをだまし取ったとして、詐欺などの容疑で拘束された日本人男性(41)=熊本県=は11日、拘置先の国家警察本部内(首都圏ケソン市)でマニラ新聞の取材に応じ、警察発表と異なる供述をした上で容疑を否認、比人女性2人のうち1人とは「今でも結婚したい」と語った。
男性は、「2人とも結婚するつもりで同居を始めた。1人目の女性(24)は、女性の兄が結婚に反対した上、夜のクラブで働くことも嫌で気持ちが離れた。2人目の女性(27)とは、逮捕当日まで同居した。今でも結婚したい。誤解されている。現在も携帯電話の文字メールで、被害届を取り下げるようお願いしている」と話した。
国家警察犯罪捜査隊(CIDG)の調べでは、男性の持っていたかばんの中から、少なくとも比人女性10人の成績証明書の写しや卒業証書など個人を証明する書類などが見つかり、ダバオ市周辺では違法就労あっせんなどで50人近くの被害者がいるもようという。
これに対し男性は、「2006〜07年ごろ、愛知県の自動車部品メーカーの社長から、日本就労を希望する比人を紹介してほしいと依頼された。ダバオ市で募集し、約50人から書類作成費として1人当たり1500ペソを受け取った。書類は作成したが、社長と連絡が取れなくなった。結婚話とは関係ないし、違法就労あっせんではない」と主張。
さらにCIDG発表では、逮捕の際、女性警官が日本就労を希望する看護師という設定で男性と接触。就労費の前金として男性が500ペソ札を受け取ったところ、張り込んでいた捜査員が身柄を取り押さえた。
これに対し、「看護学校に通う見知らぬ女性から、携帯電話に電話があった。父が実業家で、父に掛け合って仕事を紹介してあげると持ち掛けられた。就職先を探していたため、飲食店で会うことにした。食事をした後の会計で差し出された500ペソ札を受け取ったところ、拘束された」と話している。
男性は、母(72)が実家の熊本県で1990年ごろから比人エンターテイナーの住居紹介や身の回りの世話をする仕事をしていた関係で、比人とのつながりが深かったという。
日本では、柔道整復師の免許を取得、熊本県の接骨院でマッサージ師をしていた。02年に現金約50万円を持ち観光目的で来比。1週間程度の滞在予定が、日本から自転車やパソコンなどの中古品を輸入販売している実業家の話を聞いて、「いい商売ができそうだ」と直感し、滞在を続けたという。
約9年間、首都圏やセブ市、ダバオ市を数カ月から2年単位で移動し、日本人経営の中古雑貨店や出張マッサージ店、個人で日本人相手の観光案内、ホテルなどへの出張マッサージなどをその時々に応じてしていたという。
特に、首都圏とセブ市を04〜08年にかけて頻繁に移動。ダバオ市には、08〜10年にかけて滞在した。違法滞在のため、移動には身分証明書の提示を求められないフェリーを使っていた。
フィリピン語は、来比直後の3カ月間、マニラ市の語学学校で学び、日本から持ってきた参考書と親しくなった比人と話しながら約1年で習得したという。首都圏の比人女性2人以外に、結婚を持ち掛けたことはないとしているが、「日本人でフィリピン語ができれば、比人女性の方から携帯電話の番号を教えてくれる」とも語っている。
[ 1398字|2011.6.12|社会 ] [ 2011年6月12日のマニラ新聞 ]
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