| 2006/01/31(Tue) 04:56:35 編集(投稿者) 2006/01/31(Tue) 04:55:23 編集(投稿者)
我が家に1年以上勤めたレイヤが昨日退職した。
理由はデパートの店員をやってみたいと前々から言っていた事を実行に移すからだ。このレイヤについて、1年以上見続けてきた雇い主側からの感想を述べたい。 彼女の性格であるが、比国人にしては真面目で勤勉であり自主性も十分あり、さらには記憶力にも優れ、言いつけたことは完璧なまでに遂行できる。しかし、頑固で時たま言いつけたことをせず、自分流でやろうとして失敗する面も持ち合わせている。しかも、表情が暗い。心のキャッチボールが素早くできないのだ。
だからいつも怒っているような印象を与える。しかも、雇い主の表情すらよもうとしない。しかし、日本人がこういうPnaをめとればまず間違いないだろう。
昨日の早朝、自分の仕事だったベランダの掃除をし終え、早々とオランゴの実家へ帰っていった。1年以上貯めたサララリーを持って。幸多かれ18歳になったばかりのレイヤ! さて、もう一人のメードのミシェルだが、これは典型的なラテン系Pnaだ。かあちゃんと一緒になって私をはやす。まだ15歳という事もあって、良く動いてくれるがオッチョコチョイのあわてん坊だ。
良く物を落とす。下はタイルだから機械物なんかすぐ壊れる。即座に「ソーリー!!」と黄色い声を張り上げるし、雇い主の顔色をもうかがう。大器晩成?型か? さて、昨日レイヤの変わりに来たメードのことだ。名前をアナラウと言う。その時の会話。
私「で、君は独身?」 アナ「いいえ、結婚してます。」 私「で、子供は?」 アナ「はい、二人います。4歳と2歳です。」 私「フ、フタリィ〜!?で、あなたは年いくつ?」 アナ「はい、ハタチです」 私「ハ、ハタチィ〜!?で、旦那さんは?」 アナ「はい、家で子守してます」 私「コ、コモリィ〜!ムムムム・・・。」 彼女は既に15歳の頃、いたしてしまっているのだ。うちのかあちゃんは三十路過ぎてからの出産だから、この国では逆に珍しいほうだ。
このメードさん、アメリカーノやヨーロピァーノ達がぞっこん惚れそうなPnaである。色が黒くロングヘアで、瞳が南方系で黒目がち。まさにゴーギャンの絵にでも出てきそうな魅力的な娘である。北部エリアのタボイラン出身だという。 それにしても家で子守をしている旦那、仕事がないのだろうか。僅かなサラリーを目当てに、妻を働きに出さざるを得ないこの国の実態が、いまさらながらに浮き彫りになってくる。 旦那は一体毎日、どんな子育てをしているのだろうか興味津々だ・・・。
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