| ある村を散歩していた時に道端に座っている男がいたので時間を聞いた。 するとおもむろに隣のロバのきんたまを持ち上げていった。 「12時」
その後、散歩をしながらそのことをずっと考えた。どうしてあのロバの きんたまを持ち上げると時間が判るのか。そこらをひと回りしてさっき の場所に戻ると、さっきの男がまだそこに座っていたので時間を聞いた。 やはり隣のロバのきんたまを持ち上げるといった。 「12時半」
そこでその男に「どうしてロバのきんたまを見ると時間が判るのか?こ の金を上げるから教えてくれ」と懇願した。すると男は 「ここに座ってロバのきんたま持ち上げてみろ」 というのでやってみた。ロバのきんたまを持ち上げたら、その向こうに 教会の時計台が見えた。
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