| 自民と公明が政府与党内で集団的自衛権について揉めているが、政治家というのは平気で事実から目を背けられるものだなと感心している。
外務省のHPの日米安全保障条約の日本語正文で条約前文として
「日本国及びアメリカ合衆国は、 両国の間に伝統的に存在する平和及び友好の関係を強化し、並びに民主主義の諸原則、個人の自由及び法の支配を擁護することを希望し、また、両国の間の一層緊密な経済的協力を促進し、並びにそれぞれの国における経済的安定及び福祉の条件を助長することを希望し、国際連合憲章の目的及び原則に対する信念並びにすべての国民及びすべての政府とともに平和のうちに生きようとする願望を再確認し、両国が国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛の固有の権利を有していることを確認し、両国が極東における国際の平和及び安全の維持に共通の関心を有することを考慮し、互協力及び安全保障条約を締結することを決意し、よつて、次のとおり協定する。」
と書かれている。
日本の政治家は他国との条約を締結した時に、堂々と『集団的自衛の固有の権利を有していること』を確認しておきながら、いまさら集団的自衛権などないとはよういううものだ。
それとも、知らなかっというのだろうか。
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