| フィリピン通信事業者PLDT社株式を追加取得 <2006年12月15日>
NTTドコモ(以下ドコモ)は、フィリピンの通信事業者Philippine Long Distance Telephone Company(以下PLDT社)の株式約600万株(PLDT社発行済み株式の約3.2%、約130億ペソ(約300億円相当1))を、同社の筆頭株主であるFirst Pacific Company Limited(以下FPC社)の投資目的子会社より取得する方針を本日決定いたしました。ドコモは今後、取引成立に向けてFPC社と協議を行います。
ドコモは本年3月にエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京、代表取締役社長:和才 博美、以下NTT Com)より同社保有のPLDT社株式の12,633,486株(PLDT発行済株式の約6.7%)を取得しておりますが、今回の株式取得が成立すれば、合計約1,900万株(約9.9%)のPLDT株式を取得することになります。今後、更なる買い増しについても市場の動向などを見ながら検討していく予定です。
本追加出資により、ドコモはPLDT社および同社の100%子会社である移動体通信事業者Smart Communications, Inc.(以下SMART社)との提携関係を一層強化し、今後も両社と共にフィリピンにおけるiモードサービスの展開、W-CDMAサービスの拡大・発展、および日本・フィリピン間の国際ローミングの更なる推進などを目指します。また、SMART社は、ドコモを含むアジアの8オペレータで構成している国際ローミングおよび法人向けサービスの分野での事業協力を目的とした国際アライアンス「Conexus Mobile Alliance(コネクサス モバイル アライアンス)」の一員でもあり、同アライアンスの発展に向けても協力していく予定です。
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