| 碁石、碁盤は私が持っていますが、オスロブに持っていくかどうかはご相談しましょう。以下のようなことを最近思っていましたので、NHK批判でもありますのでここにも貼り付けてみました。ご一読ください。 最近のNHKの世論調査で、「格差が広がっている」と思う人が多いらしいですが、「格差があるのはいいこと」と思う人が44%、よくないと思う人が47%で拮抗しているらしいです。 コイズミ改革?で進行していることは、たとえば日雇いとかいう仕事の人の賃金が半分くらいに減っていることです。弱い立場の人がますます苦しい立場に追い込まれている。その間にたつものが儲けたり、安くなった賃金で働かせたりするものが儲けている。一方勝ち組とか言って持ち上げられていたホリエモンとかはその実態は詐欺師同然だったことが明らかになっている。 頑張ったものが報われるのではなくて、頑張るにも頑張りようの無い社会ができあがりつつある。実際にはひどい実態の詐欺まがいの手口で儲けることが称揚されていたりする。 こんな格差の拡大が良い事のわけがない。それにもかかわらず、国民の半数近くが「いいこと」と言ったりするのは、その半数があたまがおかしくなっているのではないかとも思ったのですが、本当は宣伝がうまいのでしょう。昔のナチスだとか宣伝相のゲッペルスは「うそも百回言えばほんとうになる」と言いましたが、それはナチスという党が前面に出てやっていたことでした。今の日本では、コイズミの言語障害のような、自分の言いたい事だけ言って質問とかにはまったく答えないという答弁を一方的にNHKのニュースで流したりする。質問のほうはカットする。そういうものを百回も流せば、コイズミの言うことが本当のように思えてくるのかもしれません。「格差拡大はいいこと」が半数を占めているということの結果のみを流せば、半数もそう思っているのならそうなのかもしれないなと思う人もまた増えてくるかもしれません。 いずれにせよ、こんなことでは日本の未来はますます暗いなと思う今日この頃です。NHKの体質をなんとかしなければいけないのかもしれませんね。
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