| > 文末に「かあちゃん、ごめん」って書いてから削除したもんね。
やはり、ホントーは自覚があるんだ?「GENANAさんの肉声をはじめて聞いた気がします」って違うか?
> 優しく、ひ弱な個人の延長上に擬人化させた人類を見ると見誤ります。
人類は個人ではないですね。社会的な共同生活の中で生き延びてきました。その中では、かって枝分かれするまえの類人猿と同様に利他的な行動によって、集団としての遺伝子を生き延びさせる戦略もありました。同様に、集団同士の戦争と見まがうような衝突、集団同士の虐殺などもあったでしょう。しかし、それらを固定的に見るのも間違いです。 人類の数十万年の歴史の中で、わずかこの数百年の間の、産業資本主義の発展により生産力は爆発的に拡大し、戦争、衝突もその規模を飛躍的に拡大してきました。これを制御できなければ、滅亡しかないのでしょう。それを必然としてしまうのはニヒリズムでしかありません。 部分的な引用では、まったくといっていいほどわからないかもしれませんが、私の畏友、松本信一の著作『絶対的主体の発見』から、戦争廃絶の条件に関する部分を引用してみます。 「一切の非和解的対立・紛争・戦争の根拠の根源には、絶対的主体は絶対的に超越する力であり、共同関係をも超越する力であり、それゆえ他の絶対的主体を固定化できないという本性がある。<生産>の領域では絶対的主体ー客体の確証行為が主人公であり、従って<絶対的主体>を制御する力をもたないのであるから、<戦争>を廃絶できない。それゆえ「情態性」の再生、本源的な<生産の前提>を確立する活動の『より高度な形態をとった再生』における主体的自然身体の再生は、絶対的主体を制御しその無制限な超越活動を制御し、戦争の根拠の根源を廃絶し、したがって<戦争>そのもの、<軍事力>そのものを廃絶する。」
うさ
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