 | 急に浮上していくセスナの中、私は眼下の景色を眺めていた。
昔、３週間かけて、沖縄の島々を旅していた時
沖縄本島から、慶良間諸島に渡る時にセスナに乗った以来だ。
低空飛行は、私も好きな猛禽類の鳥になった気分で、
地上の獲物を探している気分だ。
以前から、空を飛んでみたいと思っていた。
人生に行き詰ったとか、男にフラれたとかなんかではない。
関東平野は、秋の空気で澄んでいて、綺麗だった。
日常から、離れた世界でしか味わえない世界に心が和む。
「さぁ。行きましょうか」 耳元で囁く男がいる。
ほんの１時間前に知り合ったばかりの男だ。
どこへ行くのかしら。私はまだ、この景色の中で雲を見ていたい。
「えっ〜〜〜」 私は、その男に体ごと押されて、
上空４０００mのセスナ機から体を投げ出されてしまった！
凄っい風圧の中、私が急降下していく！
「あ、富士山が、彼方に眼下の位置で見える。自分は凄いスピードのはず。
両手を広げて、「WOW！WOW！」 興奮して叫んで叫んでみた。
パラシュートが開くと、時速４０ｋｍくらいになって、ゆっくり落ちていく。
雲が綺麗。関東平野も穏やか。富士山は小さく見える。
少し曇が出ていて、雲海で海を隠してしまっていた。
秋の連休初日、ハジけて遊んできました。
今日は、HAPPY！！
ｍｙ Ｂｉｒｔｈｄａｙ♪ 自分のブログから。
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