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バギオで髄膜炎菌血症発生
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□投稿者/ hatoya 一般人(12回)-(2004/11/20(Sat) 19:58:55)
| Meningococcemia って何だ言う感じで 最初わからなかったのですが コレラ、デング熱、マラリアと違い珍しいので 載せます。
デング熱、マラリアは人から感染しませんが こいつは患者の鼻や口の分泌物(鼻汁とか唾液)から 感染するみたいです。
Saturday, November 20, 2004 Bacterial disease hits Baguio; 4 dead in 2 days By Rimaliza Opina and Ernie N. Olson Jr. http://www.sunstar.com.ph/static/net/2004/11/20/bacterial.disease.hits.baguio.4.dead.in.2.days.html
ーー細菌性感染症バギオを襲い 二日で4人死亡ーー
8人の患者中4人が死亡するにいたり 今後48時間以内に バギオ市の当局者は 髄膜炎菌血症の発生を宣言するであろう。 セント ルイス大学病院では 11歳児が金曜朝死亡。 他に41歳の男性、30歳の女性、33歳の男性と60歳の女性が死亡。
各病院の18人の患者は主に集中治療室等で監視されているが 5人が回復。
今回10月3日から発生が認められ バギオ医療センター、 バギオ総合病院など10箇所の病院で 監視されている。 フィリピン国内では 髄膜炎菌血症が 97年より毎年増加。 97年から99年では たった二例の死亡だった。
潜伏期は2日から10日。発生は初冬と春先。 予防としては 人ごみの多い混雑したところを避ける。 ビタミンCなど免疫を高めるものを摂取。 外出後のうがいと手洗いをするなど。 (インフルエンザと同じですね)感染後の体の兆候は 頭痛、吐き気、嘔吐、 首筋の痛み、特徴的なのは 赤や紫の小さな発疹(50から75パーセント) 神経痙攣など。
参照;髄膜炎菌 http://www.yoshida-pharm.com/information/dispatch/dispatch45.html 髄膜炎菌(Neisseria meningitides)はグラム陰性の双球菌で、健常人が鼻咽腔に保菌する場合もあり、くしゃみなどの飛沫により伝播します。小児や易感染患者においては髄膜炎や敗血症などを起因し、時に死因となることがあります1)2)8)。また、病院内においても伝播し、病院感染としての肺炎や髄膜炎を発症させることもあります9)10)。
伝播予防策は標準予防策に飛沫予防策を追加して行います5)6)。髄膜炎菌性髄膜炎は感染症予防法における五類感染症の全数把握に指定されています。日本においては、1970年以降年間届出が50例以下と少数ですが、海外、とくにアフリカにおいて罹患率が高く、ヨーロッパにおいても集団感染が発生しています11)。
リソース:髄膜炎菌疾患 Meningitis http://www.fukumi.co.jp/mm/add/mp_meningitis.htm
髄膜炎菌性髄膜炎(流行性脳脊髄膜炎)は、患者、保菌者の鼻咽頭排泄物からの髄膜炎菌の飛沫感染。健康保菌者も多い。 先進国を含め世界各地に分布。 潜伏期間は3〜4日で、症状は発熱、頭痛、けいれん、意識障害、点状出血、ショックなど。 髄膜炎菌不活化ワクチンが使用されるが日本では認可使用されていない。
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