| ■No4052に返信(JJさんの記事) >> 同じ化石燃料を使って商売する家業で、日本と比べて、こんなに安くってドライバーの家族は生きていけるんか?って聞きたいほど。
夕べから接続状況が最悪で、今日もこのレスにも返信しようとしたんでうがぜんぜんつながりませんでした。
JJさんナンカありがとうございました。その事もいろいろと書いたんですけど、とにかく投稿できなかったのですさっきまで。
このタクシーの儲けの話なんですけどね、またこういうこと書くと日本を持ち込み過ぎだって言われそうですが、計算すると9km位の客乗せてもらえる金額が100ペソなんです。
ガソリン代がリッターP38として燃費がリッター7km走るとして9km走るとガソリン代50ペソ位かかりますので、粗利が50ペソ程度になります。
車のオーナーに払う金額と自分の取り分の合計を2000ペソとすると、一日に40回この9kmの客を乗せないといけない事になります。
仮に18時間仕事をしたとしても一時間に2回以上乗せないと、それだけの粗利が出ませんし、9kmの客を下ろすたびに帰りに空で元の場所に戻っていては、儲けは無い事になります。
競争相手も多いので、決して楽ではないでしょうね。
お客を下ろした後でどうするか?といったところで機転が利かないやつは設けを出すのは簡単ではないと思います。
■No4099に返信(ヒロさんの記事) > 言われる通りに脂が乗ってない魚は事実やから、これが脂が乗ってるように料理出来たらもう天下取ったようなもんですわ。
先日、試してガッテンで寿司の事をやっていました。
一流のすし屋で出す寿司は高級なイメージがありますので、つい私のような素人は寿司飯も超高級な新米を使っているだろうと想像してしまいますが、一流のすし屋で寿司飯には必ずしも高級な新米は使わず古米を7割も使っているそうなのです。
新米は水分が多く、寿司酢を吸わなかったり、やわらかすぎたりして寿司飯としては必ずしも適さない、といったたぐいの話がありました。
また、マグロの中でも超高級とされる大間産の生マグロよりもスーパーで売っている冷凍のマグロに一工夫加えたり、新鮮なマグロより2日程経ったマグロの方がおいしいと、言うのを検証していました。
何が言いたいかと言えば、油の無い魚を油のある魚と同じ食べ方をしようと思えば、物足りなくなっておいしく感じないかもしれませんが、逆に油の無い魚でしか出来ないおいしい料理も出来るような気がするのです。
食文化というの人間なら誰でも毎日触れる一番関係があることで、多くの人が日々研究し、常においしい物を求めている世界ですので、その奥行きの深さはおそらく文化の中でも一番深い物だと想像できます。
でも、日本人が日本とフィリピンの食文化の融合を目指した料理を作る事に関してはまだまだごく限られた範囲での情報しか共有されていないと思われます。
今の日本のようになんでも手に入る環境だと忘れてしまうがちですが、フィリピンだからと言う事よりも、料理というのはその時に手に入る素材で何が出来るか、という事が基本にあるのだと思います。
豊かになると忘れてしまいがちの事ですが、人間が何もかも失った時にでも、水を飲む事と、食べ物食べる事は一番必要な事であるはずです。
何でもおいしく調理できる人よりも何でもおいしく食べる事が出来る人の方が大きな才能の持ち主なのかもしれません。
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