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Re[9]: 南の島で……
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□投稿者/ たく 大御所(1323回)-(2011/07/17(Sun) 08:12:23)
| http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news02&command=body&no=176&
【観光】 ルシオ・タンなどの中国系資本がボラカイ島を大規模開発 フィリピン航空や国内最大の煙草会社を持つ中国系のルシオ・タンが率いる不動産会社『アリアンス』の子会社『グローバル・エステート・リゾーツ』がある。
この会社が200億ペソ(約560億円)をかけて、ボラカイ島とマニラ首都圏に近いカビテに総合リゾート施設を作ることを発表した。
ボラカイ島には内150億ペソを投資、『ボラカイ・ニューコースト』と名付ける敷地140ヘクタールに18ホールのゴルフ場を作り、1,500室程度の巨大な宿泊施設を作る計画となっている。
開発側はこの事業によって雇用数3,000人と30万人以上の観光客を見込んでいる。(写真は左がボラカイ島、右がパナイ島のマレイ町)
しかし今のボラカイ島は観光客数が年間100万人を超え、激増した宿泊施設や商業施設などで過密状態となっていて、島の総面積1,002ヘクタールしかない中、10%以上を超える大規模開発は更なる島の環境破壊が進むと危惧されている。
また、ボラカイ島対岸のマレイ町にはカジノ施設を誘致する計画があり、2003年には一度は政府から認められたがカトリック教会などの反対によって頓挫した経緯がある。
ボラカイの事業にはフィリピンのマクドナルド・チェーンを持つ中国系の経営者が総額の半分に当たる75億ペソを出資するため、増加著しい中国大陸からの博奕好きな観光客を狙っての事業計画とも見られている。
このように切り取り自由な開発の歯止めは政府側も必要とはいうが、中央と地方が結ばれる開発利権によって空念仏状態となっている。
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