| 明日朝出発ですが。 今、小松左京の自伝を読んでいまして、あまり好きな作家ではありませんでしたが、自伝を読むとけっこういろんなことをいろいろと考えていた人なんだなぁとは思いました。 その中でそうなんだよなぁ、と思ったこと。キリスト教は天国と地獄がある。(これにはユダヤ教、イスラムも同じでしょう)他方、ヒンドゥーではすべてが輪廻転生であるとする。仏教、もとは釈迦の教えではすべてが空に帰することによって輪廻転生の循環から解脱する。 もとは釈迦の説いた教えだったはずの仏教もインドから中国経由で日本に入ってくるころにはもともとの教えが本家帰りというか、ヒンドゥー的な輪廻転生、極楽浄土というものが色濃くなってきてたんですかね。 親鸞上人の他力本願は、在野の僧として、いわばカソリックの免罪符を弾劾したプロテスタントのように、極楽浄土に往生するためには功徳をつまねばならぬそのためには免罪符を買わねばならぬとか言う傾向に対して、一歩逆転というかもともとの釈迦に教えに近づけようとする方向をもっていたということではという気もしますね。 今日はテレビがつまらんから書いてみただけ うさ
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