| 【ハノイ17日共同】中国の江沢民・共産党総書記(国家主席)が2月末にベトナムを訪問、ノン・ドク・マイン共産党書記長ら指導部と会談した際、1979年の中越戦争などについて、ベトナムの高校歴史教科書や党史の書物への「友好的な記述」を求めていたことが分かった。ハノイの外交筋が17日までに明らかにした。 共産党一党支配体制を堅持しつつ市場経済化を進める両国が、グローバル化が進む世界の中で、歴史的経緯から引きずっている「わだかまり」に区切りをつけ、両国民の意識の面でも連携強化を図る中国側の狙いがあるとみられる。 しかし、中越戦争に関しては「加害者としての負い目」もあるためか、日本の対中戦争について「歴史を鑑(かがみ)」とするよう再三求める強硬姿勢とは好対照を見せている。ベトナム外相が江沢民に「中越戦争の謝罪」を要請したが、「もっと未来志向にならなくてはならない」と謝罪を拒否した。 共同通信 2002年03月17日
日本も中国に「もっと未来志向にならなくてはならない」っていいましょう。
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