| キャロライン・ケネディ駐日米大使が短文投稿サイトのツイッターで、和歌山県太地町で行われているイルカ追い込み漁を批判したことについて、同県の仁坂吉伸知事は21日の定例記者会見で「日本人はずっと鯨やイルカを食べてきた。食文化はみんな違う。資源がなくなる場合は制限しなければならないが、そうでなければ、相手の立場を認めるのが文明の知恵」と述べた。
大使が追い込み漁を非人道的だとしたことには、「我々は、牛も豚も魚も命を奪って生きている。それに目をつぶって鯨やイルカ漁を残虐というのは論理的でない。日本人、特に県民は数少ない自然の恵みに感謝して乱獲せず、ありとあらゆる部位を利用してきた」と反論した。一方で「米国は国として反捕鯨だから、反対と言わざるを得ないでしょう」とも述べた。【毎日新聞 中村好見】
日本は日本できちんと意見を発信していけばいい。
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