| >疑わしいのも居ましたが、もちろん私は話せません、かァちゃんが通訳のように >してました。
当然、私もです。 (私のヴィサヤは、HISAさんの1%。)
>私が、何故必要か、いつどうやって返済するか、そのアテはあるのか、など聞い >て欲しいと言ったら、 >かァちゃんは『キビシイなァ』『困ってるのよ』『親戚でしょ』・・・・って、 >聞いてくれませんでした。 >原因の一つは、かァちゃんにもあります。簡単に騙されるかァちゃんです。
そこが、若干違いますね、”移住当初の二年間は、ほぼ全て未回収だった”(初期
投資?)、特に私に内緒の貸し金倒れがあって、私の言う通りにせざるを得なかっ たのです。 (その都度最低3時間は話し合いをして、原因を明らかにして、対策を検討しましたからね。 叱りもしましたが、厭くまで二人の為であり、両親なとの緊急支援の為でもある事を理解してもらいました。)
チェックが厳しいと言うのは、病院や銀行からの請求ならば請求書を要求しますし、 場合によっては妻を同行させて直接支払いをすると言います。
返済計画については、サラリーのある人は給与明細を、農家ならば納税記録を、 自営業なら帳簿か納税記録を持参する様に要求します。 すると殆どは二度と来ません、1人だけ給与明細を持参したのですが、6,000ペソ 程度の支給額では、彼の言う毎月5,000ペソのは無理ですので、これは嘘をついた として、却下でした。
そのたのチェックとしては、申請した利用目的外の使用チェックの為に、領収書を見せる事を要求します。 これは、両親に対しても要求しました。 嘘をついていなければ、何も問題ない事ですからね。
その他にも、お金以外で解決できると思えば、それを提案しますし、節約可能と思えばそれを提案し節約の為のサポートをした事もあります。 これも重要だと思いますし、結構無駄なお金を使わないで済んだと感謝してくれて おります。
更に、返済が無届で遅れた(1ヶ月以上)場合は、緊急性のないものは却下し、緊急 性のある場合でも自分たちで最大限(と思われる)努力をしている事を見極めます し、大手銀行の1ヶ月定期預金程度の利息の支払いを義務付け、信頼の大切さを 説きます。
なお、現在まで担保物権や保証人は、一切要求しておりません。 (面倒ですし、反って無責任にさせかねませんからね。 担保は信用です。 アマイかな? でも、成果は上がっているから良いと思っております。) セルホンを忘れていった人は1人だけいましたが。
変な話しですが、ある程度は会社経営的な感覚で割切る事と、チェックは信用を 維持する為の行為である事を相互に納得する事と考えております。 その第一歩は、妻に自分の考え方を論理的に説明し、納得するまで話し合う事が 肝心で、それが相互信頼になると信じております。 私の場合ですが、妻を見方に出来なければ、異国の地での生活は非常に難しいと考えております。 そして、自分の為だけでは無く、妻やファミリー、借金の申請者の為でもある事を 良く説明する事も肝心だと思います。
簡単に嘘を信じては、嘘をついた人の人生をも狂わせてしまいますからね。 (フィリピンでも、日本でも、管理者の寛容さが災いとなり、結果的に人生を狂わ せてしまった件を幾つも見てきましたし、監獄に入った人も知っております。 ある程度の厳しさは、優しさなのです。 ただし、自分にも厳しくないといけない のがつらい事もありますが。)
【 お口直し 】 司法長官が、アキノ元大統領に「アロヨ辞任要求よりクリスの世話を!」と洒落た アドバイスをしたそうな。 この国の大富豪にも、与太郎&与太子が多いですね。
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