| 2011/04/06(Wed) 18:07:59 編集(投稿者)
マニラ・インサイダーより抜粋
セブにも40階建てのビルが建てられ、市内で20階〜30階のビルは珍しくなくなった。このビル群だがどう見ても柱や梁が華奢で、こんな建物は大きな地震が来たらイチコロと感じていた。
フィリピンには列島に沿って『フィリピン海プレート』が東太平洋にあって、日本と同じように地震の多い国である。実際、定期的に地震に見舞われていて、1976年にはミンダナオ島西岸にあるモロ湾で地震(M-7.9)があり、津波被害で死者・行方不明者7,000人以上を出した。 記憶に新しいのでは1990年のバギオ大地震(M-7.9)で、1,600人以上の死者を出したが市内のビル倒壊は凄まじかった。小さい地震などしょっちゅうあって、たまたま都市部に襲っていないだけの話である。
さて『平成大震災』を契機に地震に対するフィリピンの高層ビルの予測被害調査が話題になっていて、この調査には日本のJICAなども加わっているからそれほど怪しい資料ではない。それによるとM-7.2の地震が首都圏を襲った時、10〜30階建てビルは32%倒壊、30〜60階建てビルで14%の倒壊となっている。中高層ビルは3棟に1棟は倒壊する予測だから、いかにフィリピンのビルは信頼のない建造物であると分かる。
不動産バブルと書いたが、特に高層コンドミニアムはボコボコ作られ、セブもかなり目立つし、売れ行きも良いそうだ。しかし、耐震性など設計段階からほとんどないこんな代物を購入して住まいとするにはかなりの度胸が要る。その時はその時と考えているのだろうが、こういったコンドミニアムは賃貸投資目的が多く、実際住むのは外国人やそこそこ収入のフィリピン人で、投資する真の金持ちは庭付きの平地に住んでいるから危険性など考えもしない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前に私の私見で書き込みしましたが・・どう思いますか? マニラで地震は何回も経験しています 立て揺れではなく、ゆっくりとした横揺れですが ドマに移住して3回地震を経験しています やはり立て揺れではなく、横揺れでした。 時間は10秒程度ですが、フィリピン人は非常に怖がっていました
日本と違い、ビルとビルが近い高層ビルは倒れるビルの被害を被ると思います いやいや 建築中のビルを見る限り、私は高層ビルには絶対にすみません。
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