| 4月22日、日曜日、アポ島でのダイビング終了後、市内のホテルまでお客さんの器材を届けがてら、夕食やその後の飲み会につきあってしまいました。 いつもでしたら、無事、帰還できるはずの酒量だったはずなのですが、日中のダイビングでちょっとしたトラブルがあり、かなりの距離の水面移動、泳ぎが加わっていたためか、体の芯が疲労していたのでしょう。 お客さんをホテルまで送り届けたあと、自宅まで10kmの道のりの半道。ドゥマゲッティから5kmあたりで居眠り運転になってしまい、自損事故で電柱に激突してしまいました。気がつくとレスキュー隊が電動ノコでキャブオーバーの車の両サイドを切り開いています。おお、ドゥマゲッティにもこんなレスキュー隊がいたんだ!などとぼんやり感動しているあいだもとこのま、運転席と車の前部の間に挟まれていた右足が外れて、そのまま救急車に乗せられ、救急病院へ搬送される。 翌朝さっそく、右足首が骨折しているとのことで、ボルトなどで固定する手術、肋骨も3本折れているとのことでしたが、これは自然治癒をまつしかないようです。ほかにも前額部から前頭部にかけて10針ほど縫いました。 愕然としましたが、どうにもしようがありません。翌日、ホテルから空港まで送るはずだったお客さんも自力で帰っていただきました。 さらには連休で新規で予約いただいていたお客さんたちや、リピーターの方たちには大変なご迷惑をおかけすることになってしまいました。 すくなくともあと一月は普通の歩行は無理でしょう。車も全損壊に近いですし、ガックリきています。 手術後約98時間後の今では退院できましたが、いまだに松葉杖での歩行です。 まあ、命があったのがせめてもの不幸中のさいわい?ほかに巻き込んだ人もいなかったのがなぐさめでしょうか? ちょうどキャブオーバーの車のど真ん中が電柱にぶちあたっていて、もう少し運転席側にずれていたらハンドルが胸にぶちあたっていて、内臓破裂か何かで死んでいたでしょうね。
うさ
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