| 遠くなっちゃった人にNさんがいるなぁ。 Nさんの残したメニューのうち使えないものはなくしたり変えたりせにゃいかんのだけど、けっこうありそうだから一歩づつやらねば。 昨日は麻婆豆腐を本式なものにさせた。だいたいがフィリピンの豆腐は中国スタイルで固い。だから油で素揚げにして食うしかないんだけど、それを日本式の豆腐と同じように、粉をつけてから揚げにしてあんかけで食うスタイルをやっていた。これだと食感の固さが際立ってしまうし、だしがうまくないから誰もおいしいとは思わない。 火、土の夜のビュッフェにはかならず揚げだし豆腐として出していたようだが、これを麻婆豆腐に変えさせた。 あと、Nさんの評判は今のオーナー連中や前からのスタッフにもよくないねぇ。 息子が日本で料理屋やっていたとか言ってたらしいけど、実際には建築職らしいのになんで嘘言うのかなぁ、とか言われちゃってるし。 まあ死者に鞭打つような真似はしたくないんだけどね。 前からのスタッフに言わせると鯵の酢締めなんかも何日も酢に漬けっぱなしだから酸っぱくて塩辛くて客にだせたものじゃなかった、とかいう。 私も酢に浸かったままの状態を一目見て、これは食えないと思ったものな。 さらに彼はラーメンなんかにも大量に酢やニンニク、ショウガを投入していて 薬(高血圧?とか)のせいで舌がおかしくなっていたんじゃないか、とかボロクソにいわれちゃってますな。
まあ、過去の人にはおさらばして、なんとか食えるものを出させていくようにせにゃあきまへん。
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