| ・・・・・シーン・・・・・。
さっき大声でマテナさんを呼んだんだけど、きっと寝たふりしてんだな、うん。
さぁ〜、出番だ、出番だ。え?日記の続きを書こうっと。
昨日と今日の二日間、ホッペタタク(ホスピタル)に行ってきた。昨日は息子が、飲んだミルクを殆ど吐くし熱があるので心配になったから。息子は未だ9ヶ月なのに、これまでに10本以上の注射を打たれている。日本では考えられない本数だ。ある年齢までまだ打たなければならないそうだ。
お金の少し余裕のあるハポンの子供だから、こんなにも注射が打てるのだろう。それだけこの国には病原体がウヨウヨしているのかも知れない。だが考えた。こんなに注射を打ったって死ぬときは死ぬ。
路上生活者の子供なんかは、地べたで寝起きしている。
一体、この差は何なのか!?同じ人ととして生まれてきたのに・・・。
そして今日、親戚のオバサンが腹痛で入院していた。その病院は息子が行った病院の近くで、ロビンソンのすぐ側だった。点滴していた。決して裕福ではないが、それなりの治療を受けていた。夫は真面目な安月給の公務員だ。
この病院は、日本の病院とは比べてはいけない。でも、二人部屋で治療を受けていた。
私は考えてしまった。人は誰しも、己の命と真正面に向き合うチャンスが非常に少ないのではないか、人は理屈では存命時間の理屈は解っていても、永遠に生きられる、と言う錯覚で生きてはいまいか?
そんなことを考えながら酒をグビリグビリと飲んでしまった。
今夜はオ・シ・マ・イ JJ
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